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本日は生徒5人が遅ればせのスキーヴァカンスに出かけたためたった1レッスンしかない日。こういう貴重な日には?

朝7時起床。営業時間が変わり、8時15分前までに車を整備工場へ持ち込まなければなりません。この前修理工のお兄ちゃんに電話で水曜じゃ駄目?と言われるのを「う〜〜〜〜〜ん。何とか火曜にして」と返答して本日に組み込んでもらったので早めに車を持っていかないと明日に回されてしまいます。
まだ午前8時前は我が家付近は渋滞は始まっていない時間で予定通り15分で到着。本日の作業内容は3年目の定期点検、ローマ市の定める年1回の排ガス検査、そしてタイヤ2本交換。何せ37700キロ走ってタイヤ交換1度もしていませんから。
1年ぶりに見る(去年の記事はこちら)受付担当の修理工のお兄ちゃん、30歳そこそこだと思うんですが髪が激減しました。あ〜あ。「ワイパーはちゃんと拭けてる?」「前は去年替えてもらってまだ大丈夫。後ろは自分で替えたけど組み立てが正しくないみたいで下半分しか拭けないの」「(くくっと笑いながら)組み立て直しとくよ。でメールにあったタイヤ付近の雑音って?」「右にカーブを曲がるとキリキリ音がするの」「それってブレーキディスクの摩耗じゃない?」「去年替えてもらったばかりだけど」「(記録を見ながら)あっそうだね。点検しとくよ。」「何時に出来る?」「今日中じゃなきゃ駄目?」「もちろーん。仕事帰りに寄るのでよろしく。」

レッスンへはバスと地下鉄で出勤、仕事帰りに車を引き取りに寄りました。ちょうど私の車は主任が道路試乗をして帰ってきたところです。「お客さん、いくら右に曲がっても雑音しませんよ。あなたどういう走り方しているんですか?」と主任。すみません、免許取り直して参ります。(汗)
あとは朝のお兄ちゃんが。「ワイパーだけど誰が選んだの?」「私だけど」「組み立てが間違っているんじゃなくってサイズが違ったよ。ちゃんとしたの付けておいたから」(滝汗)。「雑音、まだするようならまた持ってきてね。それから後ろのタイヤ2本は秋までには交換した方が良いよ。ハイ、これが領収書。チャーオ。」お客様に有り難うございましたの一言もありません。フレンドリーと言えなくはないけれど・・。あのおっかない技術主任のもと、仕事ぶりは完璧ですから良いですけど。
点検に出すと見違えるように状態が良くなります。おニューのタイヤで乗り心地も走り心地も抜群です。5時半で閉まるこの修理工場、私の仕事からの帰りが遅いのでいつも即日点検引き取りが出来ませんが今日はおかげで車無しは9時間ですみました。

このあとはちょこっととこべえ。さんの所へ押しかけてお茶しました。元気でしたがあと2日で出産予定日なのに産まれる気配がない、重いとこぼしていました。カラブリア地方では雑草だという野生ミントの鉢植えの一部をお裾分けしてもらいました。

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いつものタンゴの初級レッスンへ行きました。本日の課題はコントラテンポ、いわば一拍を2つに割ってリズム的には♪♪♪(休み)と速くステップを踏むもの。私は1年目には足がついていかずこれが出来ませんでしたが(汗)今年の初級クラスの方々にはちゃんと数えられないためこれができない方が若干数名。
先生は1・2・3、1・2・3と数えちゃうんですが実際は3のあとに半拍のお休みが入るわけです。それが理解できない方々。踊っている間に3のあとの休みがどんどん短くなり音楽からどんどんずれるLさん。「あのぉ・・いちにいさんって数えてみては?」と私が提案すると今度は「いちにいさんん〜」と遅れます。こりゃうちのピアノの生徒達よりも悲惨です。(笑)
真面目な顔をして「貴女音楽の先生よね。私言っている意味が全然わからないのだけど説明してくれる?」とFさん。「だから我々音楽家がいち、にい、さん、休みと数えるのを彼らはいちにいさんって言っているのだけど。」ますます悩むFさん。「じゃあうちのちっこい生徒に説明する方法で言うわね、1拍がこの長さのケーキ(と床のマット1ますを示して)。3人兄弟でこの長さのケーキ2つを分けるのに喧嘩にならないよう1つをきっかり半分ずつ計4切れにして、最後の一切れはお母さんが食べたと。このいちにいさんは(ますを半分ずつ示して)兄弟の取り分。」「だからこの床のマットのここがいち、ここがに、ここがさんって長さ?」完全に長さと拍の出発点が混同されています。「ううん、やっぱりわからない。どうしよう。」「男の人のステップに合わせれば良いんじゃない?」と私。実際は私にとってはこの男の人の音楽に合わないステップほど一緒に踊りにくいものはないのですが。

いつものように帰りに女の先生をお送りする途中でこの話題になり「ロベルト(男の先生)も含めて何でみんなちゃんと数えられないんだろう。音楽聞けばよいのにね。何か教える方法無い?」と真面目に相談されました。これが簡単にできるのなら私が生徒の横で声を枯らし拍子を取る必要もないのだしメトロノームなんて機械も必要がないと思います。やはり踊りを習うのに拍は数えられる方が良いのだと言う結論にたどり着きほっとした私でした。

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朝、郵便局へ否応なく行きました。お月謝を小切手で頂いたままもう1週間以上。換金か預金しないと使うに使えません。オンライン払い込み拒否された請求書もあるし。
実は昨日レッスンのあと仕事先の近くの大きい郵便局に駆け込んだのですが払い込みも預け入れも出来ませんでした。7時に閉まるのに6時20分にもう番号札の機械から「本日の受付は終わり」って札が出て来ました(怒)。もう少し残業してでも働いて欲しいですな。

今日は20人待ちのナンバー。幸い預け入れ用窓口は3つ開いています。うまくいけば待ち時間30分以内?割と調子よくナンバーは進み、次が私の番という時、杖をついた老婦人が割り込みます。「身障者なのだけど。」殆ど自力で立っていない様子、見るからにわかります。「身障者でも番号をちゃんと取ってそこでお座りになって待って・・・」と言う窓口の係のおばさんのセリフを全然聞いていない老婦人。「この払い込みを・・」その瞬間私の番号が窓口の上に表示されたので私の番号を窓口に突き出し、「このご婦人の番ですよ!!」と言い放って私は別の番号を取りに行きました。このまま放っておいたら勝手に次の番号札の呼び出しがかかり、私の番号を永遠に飛ばされますから・・・番号札はまた約20人先(ため息)。戻ってみると書類が記入していないとさっきの窓口のおばさん、おばあさんを追い払ってしまっていました。それじゃ私はなんのためにまた20人待たされるの?(怒X2)。それだけでなく「これ、どうやって記入するのかわからないのに係官が手伝ってくれない」と近くのご婦人に泣きつく身障老婦人。

約15分後、私が手続きを終えたあと、またさっきの老婦人が「さっき書き込んだら窓口にきなさいって言われた」とさっきと違う窓口に行って係のお姉さんに怒られていました。郵便局さん、お願いだから身障者優先ナンバー作ってください・・・

そう言えば車の定期点検の予約をオンラインで出来るとサイトにあったのでこの前の日曜日にやってみました。何たっていつ電話しても誰も応答しない(実態は人手が少なくて電話番がいない)ですから。営業時間2時間以内にお返事しますとサイトにはありましたが実際には一番若い修理工のお兄ちゃんが「メール見たぜ。あのさあ水曜じゃ駄目?」とローマ弁のタメ口で電話してきたのは今朝でした。2時間どころか26時間後!。嗚呼伊太利亜・・・

6人目の生徒

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今日は4兄弟宅。長男君の同級生から始めて3兄弟+従姉妹の5レッスンを終えると「今度はボクの番〜♪」とやってきたのは2歳2ヶ月の4男君。自力でピアノの椅子によじ登り脇の今まで私が座ってレッスンしていた椅子を指さしてそこへ座れと指示します。初レッスンですか?
ミニピアニスト先生(もどき)をする前に一枚パチリ。小さいのにばちばち鍵盤を叩くのでなくちゃんと指の先で鍵盤押しているのが驚きです。勿論レッスンにはなりませんがドのポジションに両手をのせて、「はい、ここから始めてごらん」と言うとそこからちょんちょん弾いていって・・お母様と一緒に「ジョヴァンニ!ブラーヴォ!!」って褒めてあげました。可愛い〜

日曜日

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朝から猫パパさんと電機店へ行くはずでした。例の一眼レフがおまけ無しで約30ユーロ安くなっている別の店を見つけたので。まずはスタンドで猫パパさんは新聞を、私はお決まりの料理雑誌を買ってから目的地へ・・・と思いきや別の方向に車を走らせるではありませんか。「電機やはあっちじゃなかったっけ?」「メトロへ行くぞ。もうデジカメ持っているのに高価な一眼レフ買って何するんだ。」あの〜勿論写真撮るんですけど・・本日は運転手を間違えたようです。(泣)「メトロ行くなら現金持ってきたのに・・チョコ買いたいし。」「チョコレート代ぐらい貸してやる・・」ううう、また一眼レフが遠のいていきます。(号泣)

メトロではチョコと日用品を買って家へ帰り、大豆を納豆用に蒸して仕込んでまた出かけます。行き先は日本人フリマ。いつもは落ち着いて話をする暇も無いのですが、肌寒く雨の降る今日はさすがにお客は少なめでお喋りをしてお寿司を買って失礼しました。

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今日はジュゼ君のレッスンはペダルの説明から。「ピアノの3本のペダルのうち一番右のダンパーペダルを・・」私が本の説明を読み終わる前に気の早いジュゼ君。「ワ〜ッ、これってアクセルとブレーキとクラッチ?(イタリアは大半がギア車です)ブ〜ウワォンウワォン」と手でハンドルを握る格好をして右のペダルを上からグイッと踏み込みます。今度は真ん中のペダルを踏みながら「キィイイイッ」全く男の子はこれだから・・・(ため息)。「これっ、F1走るんじゃないんだからそのクラッチ踏まないで。ちゃんと椅子を後ろに引いてお尻の丸みの所だけ乗せて。アクセルと違ってペダルはちゃんとかかとを床に付けて踏むのよ。」
ミキ君はペダルをサッカーボールみたいに蹴飛ばすし、フェデ君はペダルが戻るときにボッコンボッコン雑音がするしちゃんとペダルが踏めるまでには歳月がかかります。

今日も最後のレッスンは自称ロバお父さん。「あの〜この小節聞いていない気がするんですが」と言うと「気がしないじゃなくって聞いていないよ。弾いていないのだから。」ちゃんと書いてあるとおりに弾いてくださいね。(滝汗)

目出度く週末はすぐそこです。

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朝また電話で起こされました・・って昨日タンゴのレッスンのあとプラティカ迄残り、風邪でいなかった女の先生のお姉さんの代わりにアッシーして午前2時半にうちに帰り着いたんだから・・・

電話の主は現在ケニアに滞在中の上のアパートの持ち主のご主人。「やあおはよう。君にスカイプで連絡取りたくてコンタクトリクエストしたのに認証待ちってずっと言われて繋がらないんだよ」「だって今パソコン切ってるから繋がりませんよ。スイッチ入れますから3分後に繋いで見て下さい」パソコンを立ち上げると△△ケニアさんがコンタクトに追加しましたと言う画面が。スカイプも日本とは信じられないほど音声綺麗ですけどケニアは多分電話線接続なのでしょう。だいぶ遅れて音声が届きます。「もしもし、聞こえるかい。どうぞ」元パイロットのご主人、完全に飛行機の無線と同じに考えていますね(笑)。「無線じゃないからどうぞ言わなくても平気ですよ。」「3月半ばにアパートにスペインから若いカップルが泊まりに行くけどガス使えるかい?どうぞ」もうこのどうぞ・・って言うの習慣のようです。「点検来てもらいましたよ。数日ぐらいは大丈夫だろうけどもうあのガス湯沸かしは寿命だから買い換えないと駄目だそうですよ」「そうかい、今度ローマに戻ったら交換するから。ところで連絡先用に君のケータイ番号彼らに教えても良いかい?」「良いですけど私は仕事中電話に出ませんから午前か夜だけ、それに日本語と伊語と英語しか出来ませんよ。スペイン語話せませんけど。」スカイプの向こうで笑い声が。「大丈夫だよ。そう言っておくから。こっちは天気良いよ。遊びに来ないかい?」ケニア、行ってみたいですけどねえ。「残念だけど仕事放り出して行けませんよ。」「そうかい、これで君とゆっくり連絡が取れる。また連絡入れるよ

我が家にパソコンのスピーカーを通してケニアのお日様が差し込んだような朝でした。

曲芸師

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昼にコーヒーを飲みながら窓の外を。屋根の上に猫????呼んだらこっちを向くあたり間違いなくピッコラ。
下には小さいくせによく吠える猛犬もいるのにどうやってそこへ上ったのか私は知りたい・・
屋根の上のピッコラ

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