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多分今シーズン最後のオフの今日、朝から美容院へ行きました。そしてその後は坊宅へ寄って帰宅。はす向かいのアパートの大家に出会いました。強烈なうるさ型でこの人にピアノの音がうるさいと警察を差し向けられたこともあります。にこやかに挨拶して・・でも午後の練習は音をぎりぎりまで絞ってさらいました。フォルテで弾くべき所を無理矢理ピアニッシモで弾くのは普通に練習するのよりはるかに疲れます。いつもより遙かに短時間で切り上げました。これじゃ練習になりません。

夕方インターフォンが鳴ります。勿論誰だかはわかっています。「お〜見せたい物があるから庭まできなさいよ。」渋々出て行くと道に白いふさふさした猫が。外に遊びに出ている飼い猫って感じで人懐っこくて、私が鼻先に指を出すとクンクン匂いを嗅いですぐ顔をこすりつけてきました。「ねえ、例の子猫(亡きひめちゃん)の父親だと思わない?」確かに毛並みと言い尻尾の長さと言い父親でなくても血の繋がりがありそうです。いいけど猫一匹のために呼ばなくても。

駐車場の入り口を塞ぐように一台の車が。「ちょっと何であんな所に駐車するのかしら」と私が言うと「あ〜あの田舎者。ドメーニコの後に越してきたナポリ人。節制も秩序もないんだから・・。(そのナポリ人に向かって)お〜そんなところに駐車しないでよ。私後で車出すんだから」「あ゛〜忘れ物取ってくるだけっす」と田舎者君。忘れ物取ってくるのに15分かかりましたけど。そしてその間もおばさんの噂話は続きます。「「今日あの強欲大家(前述のうるさ型。当然おばさんとも過去に一戦交えています)来てたでしょ。貴女のはす向かいの保健省に勤めていたシチリア人、家買って引っ越したの。あんな狭いアパートに月500ユーロって絶対に搾取よね。

それにしてもどうしてこんなに住人の出身地から勤め先から家賃までくまなく知っているんでしょうね。やはり彼女は個人のプライバシーをあちこちで喋りまくって漏洩する人間スパイウェアです。お願いだから私の個人情報あちこちで振りまかないでくれぇ・・・