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さて4日間の自主断水を余儀なくされた我が家のお湯ボイラー。我が家は鼠の額のように狭く、お湯のボイラーすらも風呂場に設置するスペースが無く天袋に入っています。幸いかこの場合不幸にか天井の高さは3メートル。天袋への道はこんな具合です。おまけに元シャワールームだった所を改造して下にバスタブがありはしごすらまっすぐに広げられません。
天袋
撤去後こちら先日水道屋さんが唸りながらボイラーを撤去した(私などは持ち上がりませんでした。30キロ以上あります)後の天袋。こんなに広いんですけど私は手が届かず空きスペースになっています。ねじ切った水栓のかわりにちゃんと取っ手が付いています。次回は私が一人でこれを閉めればよいのか・・って手が届きそうにないですけど。(泣)
設定後さて朝9時にやってきた水道屋さん。早速古いボイラーをワゴン車に乗せ、代わりに新しいボイラーを下ろして手押し車へ。我が家の前へ来たところで全て梱包を外し、そろそろと電子ピアノのお陰で狭くなった我が家の通路を通します。「ボイラーの幅にに合わせてキーボード買ったね。」いえ、茶化さないでください。キーボードは簡単に撤去できますから。
軽業師宜しくひょいひょいと天袋に登る水道屋さん。登った途端下に置いてあるジャケットの中でケータイが鳴ります。「あっ、いいよ。放っておいて。」しつこくまた鳴るケータイ。そのうちに別の着信音が。「メッセージ着信だから放っておいて」そのうちに更に別の着信音。プライベート用ケータイのようです。遂に私はジャケットのポケットからケータイを探し出し、水道屋さんに手渡します。「うん?XXさん?知らないよ。今天袋の中だからさっ、下りたら確認するよ
ごそごそやって下りてきた水道屋さん。「今日はついているよ。割と簡単に設置できたよ。」ほっ。お風呂無しじゃ私生きていけませんから。
そしてさっきのお電話にかけ直す水道屋さん。電話の向こうはパニックな声が聞こえます。「えっ?水が一杯漏れている?蛇口からですかそれとも管から?水道の元栓閉めてみました?どこにあるか知らない?今ここの面倒くさい設置をすませて今日昼ご飯時に見に行きます」電話を切って一言。「どうして自分の住んでいるうちの水道の元栓もどこにあるか知らない人間が多いんだろう・・」いえ、私も昔は知りませんでしたけど・・(汗)

その後古いボイラーを捨てに行ってもう一つの壊れた蛇口を買ってきて設定、蛇口下のゆるんでいた洗濯機ホース接続口も直してくれて午後1時には帰って行きました。お値段も最初に聞いたのよりも僅かに安くすみました。

夜は久しぶりに風呂桶にお湯をため、その中でゆっくりと・・・ほっとして爆睡出来ました。