金曜日はいつものミキ君宅から。伺うと、後からやってきた従兄弟のジュゼッペ君におばあちゃんが「おめでとう」とホッペにキス。そうでした、サンジュゼッペの日でした。

イタリアでは毎日聖人の名前がついていて、同じ名前の人は誕生日のようにおめでとうを言ってもらえます。そしてイエスの父親の名前でもある聖ジュゼッペ(ヨセフ)の日はイタリアでは父の日でもあります。そしてこの日のお菓子と言えば揚げシュークリーム。仕事の後まだ開いていた(この日はかき入れ時だから普通より閉店が遅いことが多い)バール兼お菓子屋でゲット。立ち食いしながら地下鉄の駅に向かいます。

そして金曜の夜はサルサのレッスン。通い出して2ヶ月がたち、イタリア人にしては珍しく私語も許さないような厳しいインストラクターのもと、落ちこぼれる人間はとっくに落ちこぼれ、新しくお試しレッスンに来る人のためには助手2人が別室でレッスンという厳選クラス。私も落ちこぼれる日は近いかも・・と思うこの頃ですが、すでに落ちこぼれているのに自覚のないおじさんが若干一名クラスにいます。40代と思われる背の高く妊娠9ヶ月のようなビール腹の人。ちらっと小耳に挟んだところでは9月からのコースに11月に入ったけれどついて行けないのでこちらのクラスに落ちてきたとか。でもリズム感ゼロ、レッスンが始まって10分もするとゼイゼイ言っているようでは相手の女性をリードするどころか完全に足手まといになっています。レッスン中はどんどん先生の号令のもと相手がずれて行って総当たりになるわけですがさしあたって最初に彼と組もうという女の子が誰もおらず、いつも私が組まされます。東洋人でなおかつクラス唯一のオバハンですから仕方ないですけれど。

昨日は途中で男の子が一瞬席を外したら、その子の相手になるはずだったそれもクラスで一番女王様のように振る舞っている女の子がその次のビール腹さんと組みたくないものだからさっさと割り込んで私のパートナーだった上級者らしい男性を横取りするではありませんか。恐るべし。でも私は小娘相手に喧嘩を売る気もないし、だからといって一瞬前に組んだビール腹さんと再び組む義務もないのでその席を外した男の子を待っていました。結局無言であんたは落ちこぼれているからお試し初心者クラスに行けば・・って言われたようなものですね。シビアです。
タンゴのクラスで目一杯3年間も落ちこぼれているのに何も言わずに相手をしてもらった私はすごく幸運なんだなと悟りました。