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風邪から2日で復帰したものの、体調は本調子にはほど遠い状態。夕方になると微熱が戻り、特に夜は咳が止まりません。と言うのでタンゴも2週続けてお休みしました。
そしてサルサも先週はとても行ける状態ではありませんでした。今週行かなかったら落ちこぼれは確実・・なので最悪見学にだけでもとアスピリン集中投与で出かけました。

インストラクターのパオロさんは40歳の誕生日をついこないだ迎えたばかり、鼻ピアスにスキンヘッド。がっしりした体格で大入道とは行かないけど中入道ぐらい?見かけはちょっぴり普通の人じゃないですが、教師として優秀です。教え方の無駄のなさ、サルサに対する情熱、生徒のためのプラティカ(踊る場所)の企画、そしてちゃんと週1回Eメールとケータイにショートメッセージでお知らせを送ってきます。この年始に私が日本にいるときイタリアのケータイにメッセージが入り、誰かと思ったら「風邪で高熱出したから今週のレッスンはお休みね」と言うパオロさんのお知らせでした。

会場に着くといつものようにパオロさんはマイクテスト中。「プローヴァプローヴァ(試験中試験中)」って言うのが普通なのですが、彼の場合、「サッ、サッ、サルサ」なかなか個性的です。そしてこのクラスのもう一つ良いところは特に男性の年齢層が比較的高いこと。一番若い男の子でも30歳前半ぐらい。あとはこぞって40歳代〜50歳代。おかげで私より落ちこぼれているおじさんが数人いて救われています。その筆頭はMさん。歳の頃50代始めですが、先生に呆けるのは少し早いと突っ込まれるほど色々間違えます。リズム感はないし、右回りと左回りを間違えるのは日常茶飯事。この前は右手と左手がごっちゃになって先生を嘆かせていました。うちの幼稚園児の生徒が右手と左手がよくわかっていないなんてまだかわいいものね・・と思ったほど。(笑)

結局見学でなくレッスン参加しました。一汗かくとあとすがすがしいものです。おうちに帰って熱を出す・・こともなく安眠できました。