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3ヶ月ぶりに今年度初めての4兄弟宅へのレッスン。身長190センチの長男君はさておいて、次男君もそれに近づいた感じだし、4男君も少ししっかりしましたね。
但し3ヶ月分のブランクは・・大きいです。4男ジョヴァンニ君、ドのポジションは覚えていて、ちゃんと両手を載せて親指側から弾きながら「ドレミファソ〜ドレミファソ〜♪」おっとっと、出ました。「違うよ〜右手はドレミファソ〜だけど左手はソファミレド〜でしょ。」と私。ホワイトボードを引っ張り出し、鍵盤の描いてある方を示して、「ここに黒い鍵盤が2つあってそのすぐ左がドって覚えている?そうしたらここの2つの黒い鍵盤の左もドって言うよね」頭の上に?マークが3つぐらい並んだような顔をしているジョヴァンニ君。「だからね、音のお名前はドレミファソラシって7つしか無くてそれを繰り返すの。高さは違うけどこれもこっちもお名前はド。下から読むとドレミファソ、上から読むとソファミレド。」これって最初にドレミを説明する時には必ず一緒に復唱させるんだけど皆なかなか覚えてくれないです。

そしてまだ頭の上の?マークは1つぐらい残っているけれど(笑)最後の一つの?は来週にでも消すことにしてと今度はホワイトボードをひっくり返して5線譜側。「こっちがヴァイオリン記号もしくはト音記号。この下から2本目がここのソを表して・・」あらあらまた?マークが5つに増えましたよ。「どうしてト音記号って言うの?」「英語でソを表すアルファベットのGの形から来ているから」「ボクにはGに見えない」「悪筆な人が書いたんだよきっと」かなり苦し紛れの私。(苦笑)
それでもドのポジションを復習して本年度からは両手で一緒に弾く練習。去年は兄ちゃんのレッスン時間をちょっともらってお遊びだったけど今年は違いますよ。なかなか同時に両手が弾けないジョヴァンニ君。「両手一緒に弾くのって難しいよね〜。だからおうちで週の間お兄ちゃん達みたいに練習するんだよ。

かくいう兄ちゃんはハノンを弾かせると指がヨレヨレ。「だいぶ錆ついているねえ。嫌いだろうけど特に年度の最初はハノン一杯練習してね」にたっと笑う長男君。しっかり弟たちの見本になって欲しいです。

帰宅時には頭の中でキーンと言う音が。この仕事のリズムに私も慣れなくては。
そしてスープとご飯の夕食を食べ、コーヒーを引っかけて再び出かけます。行き先はタンゴのプラティカ。

かくいう私も2ヶ月半ぶりにタンゴシューズを履きました。誰かお誘いしてくれると良いな、まあ久しぶりにこのタンゴの雰囲気を味わうだけでも・・と思っていたのですが珍しくまあまあお誘いがあり、夏休みの錆をちょっぴり落とせました。