生徒宅へ15分前に到着したら、建物の入口で調律師さんにばったり出くわしました。あれ?私のレッスン中にペダル修理に来るとお祖母ちゃんが先週言っていたけど私が聞き間違えたかな?。調律師さんにお宅の向かいのバールでコーヒー奢ってもらい、仕事の四方山話を。不況で空きがあるのに新しい生徒の話が無いとこぼしたら、調律師さんもピアノが売れないとこぼしていました。確かに習う生徒が少なければ売れないと思います。

我が生徒宅はお母さんの使っていたピアノ。最初に伺った時はホンキートンク状態でレッスン中聞いているのが苦痛だったので調律を懇願しました。そして約半年後やっと調律師さん呼んでくれて、私が頭痛のしない音程になりました。そしてある日ペダルの説明をしようと右のペダル踏んでみたら作動しないではないですか。再び調律師さん呼んで直してくれと頼むとこの前呼んだばかりなのに直してくれなかったのか・・と私が文句言われました。我が調律師さんはイタリア人離れした仕事と時間にきちんとした人なので、確認していないはずはなく、生徒が遊びに踏んだのが故障原因と思いましたが、とにかく調律師さんに寄ってもらうよう私から連絡したのが春。やっと季節が回り回って目出度くペダル修理されました。

春にやるべきだったペダルの導入箇所を早速やりました。上の子は床に踵は付かないけれどペダルはまあまあちゃんと踏めて曲も途中で止まることなく合格。
しかし8歳の下の子はまだやっとペダルにつま先が届く程度。簡易ペダル延長器具用意してませんでした。もう少し楽に届くと思ったのだもの。例題曲は2小節ごとに両手のポジションが変わってペダルの踏み換え。まだ休符のある方から片方ずつ手を移動出来ず両手一緒によっこいしょとポジションを変えます。ドミソドミソ、ペダルから足を離してまず両手レのポジションに移してからペダルを確認してよいしょと踏んでレファラレファラ。確かにするべき作業に間違いはないけど2小節ごとに約2小節分の自主的休符が入ります。椅子も丸椅子でお尻がツイストしているし。(*_*;
そうです。皆さんペダルが出て来ない段階では踏みたがるくせに、いざ私が説明して(私の使用する教則本はかなり早い段階でペダルが出てきます)さぁ書いてある通り踏みながら弾いてみよう!となると、途端に嫌いになるのだから。

ピアノのペダルは魔法使いの杖だと私は思っています。使い方によっては音に魔法がかかるけど、下手に使うと箒だらけで床が水浸しになってしまう魔法使いの弟子の話、まさにあれですね。とにかく両手だけでなくもう一つ足と言う要素が加わるのだから難しいに決まっていると思います。みんな頑張って魔法使いになろうね。