新規患者は減りつつあるけれど
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ここからはあくまで私の独断と偏見ですが。
人種差別とは普段は目立たなくても残念ながら確実に存在するもの。このコロナ騒ぎで人々は気づかないうちにストレスにさらされ、それが外に目立って出てきていると思います。普段は私は人種差別という程の差別にあったことはありません。タンゴに行って他のイタリア人女性達よりお誘いが少ない?いやそれは東洋人だからでなく私が特に若くて可愛いわけでなく、更に下手でかつ、仏頂面をして座っているからだと御方などはバッサリ切り捨てますが。(苦笑)
このコロナ騒ぎでどこへ行っても入場制限で列が出来、普段より待ち時間がかかります。そして、普段はないことですが、知らんぷりをして私の前に割り込むイタリア人のなんと多いこと。こういうご時世なので私が抗議すると相手はヒステリックになるに決まっているので(特に女性)哀れんで知らんぷりをしますが、多分私を追い越すことでささやかな勝利感を感じて溜飲を下げているのでは。
先日スーパーでレジの前にソーシャルディスタンスのラインが引いてあるので通路をよけてその後ろのラインで待っていたら横から3人ぐらい平気で割り込みをされました。レジのお姉さんが「シニョーラ、こっちね」と手招きしてくれなかったら私は永遠にお会計が出来なかったのでは?。「あら、そんなところに列作って」と割り込もうとしていた年配のご婦人にこれ見よがしに言われました。あら横目で私のこと見ていたクセ。こういう人に限って私が通路の真ん中のラインで待とうものなら貴女もっと離れてよと大騒ぎするんですけどねー。だから私はセルフレジのあるコープの方が気楽なのだけど。
別の日はセルフ洗車に行ったらここで待ってねと色の浅黒い係員が私を待たせていたその間に他のイタリア人女性の車が割り込み、係員が制止したら何とその人が怒鳴られて。
私は圧殺されたわけでないけど出会った幾つかの小さな人種差別。残念ながら人々の心が殺伐としてしまっている証拠ですね。早く世の中が落ち着くと良いなと本当に思います。
コメント
コメント一覧 (2)
やっぱり人の心にどこかでひずみが出来ている感じです。
傾向としては「田舎ほど酷い」かな?
車のナンバープレートを見ての嫌がらせを回避するために
「(諸般の事情により県外ナンバーですが)県内在住者です」ってステッカーが必要な所もあるようです。
海外では「旅行者」としてしか存在したことないので、差別を感じたことはありませんが、日本でも「観光で訪れるのはいいけれど、移住するには覚悟が必要」な所は多いようで、、、