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本日の新規患者件数
いよいよ20万人が目の前に見えてきました。陽性率17.3%ってのが恐ろしいです。

さて、昨日のうちに簡易検査を予約なしでも行う薬局を検索しました。列が少ない方が良いかなと家のすぐそばでなくちょっと町外れの方の薬局を選択。
田舎の薬局
うちから5キロほどの所にあるこちらの薬局は朝8時半開店で検査は9時からとありました。開店前に到着の予定がいつもの如く道を間違えて着いたのは数分遅れ。いや、まだ道の反対側の市場は開いていなかったので車もすぐ駐められました。あらかじめダウンロードして書いた書類を手に薬局の前で並びます。後からやってきた人が「簡易検査はどこに並ぶの?番号札あり?それともインディアンの列?(無しの意味)」。初めて聞いたこの表現(笑)。イタリア人は列が作れない人種で昔はよく割り込みと闘って消耗していました。今は割り込む人だいぶ少なくなりましたが、私は割り込む人を内心哀れみながら気づかず割り込まれたふりをすることにしています。

インディアンの列に並んでお金を支払い(医師の処方箋不要で15ユーロ=1983円)、検査場所は?と聞くと、道の向こうの人が並んでいるテントとのお答え。
検査場テント
道の反対側の駐車場の片隅の風が吹き抜けの簡易テントの前にはなんとなく列になっている人が6人ほど。幸い寒くないのが有り難いです。そして9時前には薬局脇の倉庫から色々ダンボース製ゴミ箱とかガウンとかを運び込んで9時10分開始。中では書類事務と検体採取の2人がいて、椅子がひとつ。私がリアルワサビと称する検体採取はすぐ終わり、30分以内に陰性ならメールで、陽性ならお電話しますとのこと。いや、屋外でソーシャルディスタンスを取って並んで正解です。開始時で私の前に6人、後ろに15人ぐらい待っていましたが、今日の陽性率で言うと少なく見積もってもあの列の中に数人陽性患者がいた計算になる。
帰宅して程なく陰性結果のメールが来ました。ほっとして生徒のレッスンに行きました。まだ接種できていない小さい生徒にだけはうつしたくない。

夕方ちゃんとPCR検査した知り合いからも陰性だったと連絡がありました。私はまず今回は大丈夫そうですが、知り合いの方は念のため(現在イタリアではFPP2マスク10日着用で隔離の義務はないのですが)5日間の自己隔離の予定だそうです。買い出しの必要があれば連絡するよう返事を出しました。
まだ感染は拡大傾向でだいぶ病院の病床が逼迫してきています。ラツィオ州は再来週にはオレンジ区分の可能性アリだそうです。イギリスはやっと峠を越えて下がりだしたらしいですが、ここも赤区分にまで達さないうちに下火になって欲しいです。